telephone
『なんかふるえてない?』

「そりゃぁ外にいるからね・・・寒いもん。」

『なんで外におるの~』

「いや、迎え待ってるだけだよ、うちの親来るのおそいんだ。」

『そうなんだ』

・・・・

しばらく沈黙が続いた。

「・・・あ、親来た!じゃあごめんね?ばいばい!」

『うん、また明日。』


私はドキドキで胸がいっぱいだった。
・・・そう、私は翔梧の事が好きだったんだ。







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