男子校にやって来た・プリンセス!?





ん?





痛くない




恐る恐る目を開けてみると、麗が女の手を掴んでいた



「麗ーーー!!」



俺が感謝の気持ちを心の中で伝えていたら・・・




「ねぇ、君は私の何?勝手に勘違いしてるけど勇介は関係ないよね?
いい加減しつこい・・・。俺をこんだけ怒らせるって君私のこと嫌いなの?」




麗が整った顔にシワを寄せて怒っている




(やー、綺麗な顔の奴が怒ると迫力あって怖いねー★)




「わ、私はただ麗さまのために・・・」



「私のためだと思うんだったら、私たちの前から君が消えて」





ついに女は我慢していた涙を堪えられなくなって泣き出した





そして、走りながらどこかに行った





「麗っ、さんきゅ!!お前にしてはよく喋ったなー」





「ん、疲れた・・・。勇介ごめん。迷惑かけた・・・」





「気にすんなって!!結局、殴られなかったし」





「ん、ありがと。ってか、ちょっと寝さして・・・」






ふっ、麗らしいな




「おやすみー」



よく寝ろよ・・・



[はいはいぃぃ!!
麗ちゃんが寝ている間に自己紹介行っちゃいまーーす!!by作者]




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