あんたは俺の嫁!
知らないなら好都合。
あたしは安心の息をついた。
「イケメンってことは男ってことだよな?」
「え、まぁ、うん。超かっこいいよー」
「ふーん。俺よりもかっこいいわけ?」
「それは、次元が違うからちょっと……」
二次元と三次元だもの。
そりゃ全然違うよ。
あっちは漫画、こっちは現実。
比べるとかそういう問題じゃないと思う。
「次元が違うくらいかっこいいんだ?」
「は? 違うってば!」
「だってそういうことだろ」
なぜか怒っている響。
よくわからないけど、原因があたしなのは確実。
だって今怒りだしたわけだし……。
「なんで怒ってんの? わけがわからないよ」
「別にいいよ。自覚なんてないんだろうし」
「自覚ってなに? 話さないとわかんないってば」
溜息をついて、あたしを置いてきぼりにしたまんまどこかに行ってしまう響。
こっちが溜息をつきたいのに……。
あたしは安心の息をついた。
「イケメンってことは男ってことだよな?」
「え、まぁ、うん。超かっこいいよー」
「ふーん。俺よりもかっこいいわけ?」
「それは、次元が違うからちょっと……」
二次元と三次元だもの。
そりゃ全然違うよ。
あっちは漫画、こっちは現実。
比べるとかそういう問題じゃないと思う。
「次元が違うくらいかっこいいんだ?」
「は? 違うってば!」
「だってそういうことだろ」
なぜか怒っている響。
よくわからないけど、原因があたしなのは確実。
だって今怒りだしたわけだし……。
「なんで怒ってんの? わけがわからないよ」
「別にいいよ。自覚なんてないんだろうし」
「自覚ってなに? 話さないとわかんないってば」
溜息をついて、あたしを置いてきぼりにしたまんまどこかに行ってしまう響。
こっちが溜息をつきたいのに……。