残りわずかなのに...


均等に並んだ


2つの傷。



まるで、何かに
指されたようになっていた。



...指された?




「!!...まさか」

「わかったか?」




あたしは、なんとなくだけど



この2つの傷が
なんなのか、わかった。






「もしかして...あなた
 ヴァンパイア...?」

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