残りわずかなのに...


思わず聞いてしまった。




転校生は
鼻で笑いながら答えた。





「あぁ...俺は
 列記とした、ヴァンパイアだ」






冷たい目で
あたしを見た。



あたしはヴァンパイアなんて
これっぱちも信じてなんか居なかった。





この世に
ヴァンパイアなんて




存在しないって
信じてた。




でも今は
居る存在が


本当だって事が
分かった。
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