続 ・ 秘密の恋愛レッスン



「ちょっと来い」



和弥は私の手を掴みカフェを出た。



 ★    ★    ★



校舎裏の壁に私を押し付けて
両手首も押し付けられた。

そのせいで私は身動きが取れない。




「和弥・・・?」


「なんでそんな格好してんの?」


「なんでって・・・
 私のクラスの出し物はメイドカフェなの」


「だから、そんな格好してんの?」


「え、うん」


「はぁ・・・・」





和弥はため息をついて私を解放した。






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