続 ・ 秘密の恋愛レッスン


女将さんはこの状況を見て
一瞬、目を見開いた。



「失礼しました」



だけどすぐに営業スマイルに戻り
襖を閉めた。

いや・・・?
何事もなかったようにされた方が
1番、恥ずかしいんだけど・・・



「・・・とりあえず服直せ」


「・・・うん」



気まずくなって少し距離を開ける。

はぁ・・・
あの女将さんに次会ったら
絶対まともに顔を見られないよ・・・

でも、これで少しは懲りたかな・・・?
むやみにどこでもイチャイチャしたら
ダメだってことを。

でも・・・



「さっきはじゃまが入ったけど
 続きは今日の夜な?」



私の耳もとで囁いたのでした。

懲りてないんかいっ!!!



< 9 / 138 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop