アイデンティティ
数学的思考


「数学は必ず答えがあるから好きだ。」
と、誰かが言った。


数という絶対的なもの。
その数字というものの上で文明や発明が成り立っていて、時代の中で必ず成功者の名前がある。
結局根拠はそれと成っている。

人は完璧なものを求めて、それを美学と考える。
誰かのそれを否定したとしても答えが出てくるんだ。

法則には逆らえないのなら、逆らいたい希望。

答えが遺伝子の中に組まれているのだとしたら、人類はなんて滑稽なんだろう。
結局、下等な生き物だ。
結局絶対的なものというものは最初から本能的に組み込まれているんじゃないか。
簡単に考えても難しく考えても。
結局答えは同じ。





宇宙人になりたい。






やっぱり数学は嫌いだ。







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