blue tears love ~僕等の秘密~
六月の最後の大安の日曜日。
おめでたい空は晴天と言いたいところだけど、やっぱり梅雨時期。
雨さえ降っていないものの湿気が多くどんよりとした空だった。
式場に入ると、はにかんだ顔の川崎先生が僕を出迎えてくれた。
「無理言って、悪かったね。でも、君に撮ってもらえるのはうれしいよ。よろしくね」
「おめでとうございます。よろしくお願いします」
先生とどんな場面の写真を撮るか相談しているとルカの姿が見えた。
ルカは僕を見ると驚いた顔でテラスに出ていった。
「ルカ」
声をかけるとルカは空を見つめながら言った。
「どうしているの?」
「写真を頼まれたんだ」
「ふーん」
ルカは空を眺め続けながら言った。
おめでたい空は晴天と言いたいところだけど、やっぱり梅雨時期。
雨さえ降っていないものの湿気が多くどんよりとした空だった。
式場に入ると、はにかんだ顔の川崎先生が僕を出迎えてくれた。
「無理言って、悪かったね。でも、君に撮ってもらえるのはうれしいよ。よろしくね」
「おめでとうございます。よろしくお願いします」
先生とどんな場面の写真を撮るか相談しているとルカの姿が見えた。
ルカは僕を見ると驚いた顔でテラスに出ていった。
「ルカ」
声をかけるとルカは空を見つめながら言った。
「どうしているの?」
「写真を頼まれたんだ」
「ふーん」
ルカは空を眺め続けながら言った。