blue tears love ~僕等の秘密~
式が終わり中庭では披露宴の準備が始まっていた。
僕は大きくため息をついて空を見上げた。
くもり空にはうっすら日が射し始め、雲の切れ間からは青空が顔をのぞかせていた。
僕はプール脇のベンチに座り、カメラをテーブルに置いた。
天気が良くなれば、露出調整も…とカメラをいじっていた時だった。
何かがキラッと光った。
上を見るとテラスにルカが見えた。
…泣いている…ルカは泣いていた。
涙を頬に流し今にも消えそうに見えた。
そして、ゆっくり手すりに座った。黒いフリルのスカートからは不安定そうにユラユラとゆれる足が見える。
僕は大きくため息をついて空を見上げた。
くもり空にはうっすら日が射し始め、雲の切れ間からは青空が顔をのぞかせていた。
僕はプール脇のベンチに座り、カメラをテーブルに置いた。
天気が良くなれば、露出調整も…とカメラをいじっていた時だった。
何かがキラッと光った。
上を見るとテラスにルカが見えた。
…泣いている…ルカは泣いていた。
涙を頬に流し今にも消えそうに見えた。
そして、ゆっくり手すりに座った。黒いフリルのスカートからは不安定そうにユラユラとゆれる足が見える。