愛~貴方が教えてくれた~
冷たい瞳
チュンチュンチュンー…
私は、西宮 真希(16)
毎朝スズメの鳴き声で起きる
「今は…6:25か~」
起こしてくれる人
おはようの挨拶をする人
ご飯を作ってくれる人
一緒に食べる人
こんな人私には居ないー…
いや
居なくなったんだ。
それから私は笑えなくなった
なぜ?って言うと
私の過去を話したら
みんな離れていった。
私は誰も信じたりなんか
絶対にしないー…
ご飯を食べ、制服に着替え
身だしなみを整えて
「行ってきまーす…」
誰も居ない家に言って
高校へ向かう