愛という名の絆の行方
episode1

駿也side



俺は神功 駿也(ジングウ トシヤ)

どこにいる普通の男…だと俺は思っている。



今は仕事帰りで車を運転している。

喉がかわいたな…

俺は自動販売機で飲み物を買うことにした。



車を降りて自動販売機で飲み物を買うことにした。

隣の自動販売機では女子高生くらいの女の子が飲み物を買っていた。

その子の事がカワイイと思ってしまった俺はロリコンなのだろうか?



そんな事を考えながら金を入れて落ちてきた飲み物を取ろうとしたら手が滑って飲み物が手からスルリと抜け落ちてしまった。

ちょうど女の子の足元まで転がって行ってしまった。



その子は俺の飲み物を拾って無言で飲み物を手渡してきた。

一瞬手が触れた。

その時にわかったのは彼女の手が氷のように冷たいということ。

今はまだ5月。

温かい時期だ。

なのになぜあんなに手が冷たかったのか俺は不思議に思った。



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