私が私の王子様!?
入れ違いな想い
おっきなため息と
おっきなあくび。
「昨日は、眠れませんでした・・・」
自分の部屋から持ってきた、カエルの人形に話しかける。
「お前がいないと、眠れないよ・・・」
嘘だ・・・
ピョンタがいなくても眠れるよ
ただ、ね
裕也と1秒でもいたくて。
裕也に可愛いとこ見せたくて。
これが本心・・・で。
「性格ブス・・・だね、私」
微笑む相手は・・・やっぱり人形。
裕也に笑いたい。
裕也と一緒に笑いたい。
「わたしっ・・・、なんで入れ替わっちゃったんだろっ・・・
ごめんねっ、ごめんね裕也っ・・・
私のせいでこんなっ・・」
「―――お前のせいじゃないよ」
「っ!」
「もぅ、普通通りに過ごそうぜ??」
「ぅん・・・」
「分かったら・・・」
裕也はポケットからゴソゴソとなにかを取り出した。
「あ・・・」
「コレ、使えよ?」
裕也が私に差し出してくれたのはハンカチ。
おっきなあくび。
「昨日は、眠れませんでした・・・」
自分の部屋から持ってきた、カエルの人形に話しかける。
「お前がいないと、眠れないよ・・・」
嘘だ・・・
ピョンタがいなくても眠れるよ
ただ、ね
裕也と1秒でもいたくて。
裕也に可愛いとこ見せたくて。
これが本心・・・で。
「性格ブス・・・だね、私」
微笑む相手は・・・やっぱり人形。
裕也に笑いたい。
裕也と一緒に笑いたい。
「わたしっ・・・、なんで入れ替わっちゃったんだろっ・・・
ごめんねっ、ごめんね裕也っ・・・
私のせいでこんなっ・・」
「―――お前のせいじゃないよ」
「っ!」
「もぅ、普通通りに過ごそうぜ??」
「ぅん・・・」
「分かったら・・・」
裕也はポケットからゴソゴソとなにかを取り出した。
「あ・・・」
「コレ、使えよ?」
裕也が私に差し出してくれたのはハンカチ。