私が私の王子様!?
想いの隣
「んじゃ、取りあえず光は俺ん家に行け」
裕也の家・・・裕也の家・・・
顔が真っ赤になるのが、自分でも分かった。
「それにしても」
「ひゃっ!?」
「・・・何素っ頓狂な声出してんだよ、光」
「び・・・びっくりしただけだもん!
で・・・それにしても、何?」
「ああ、俺達のうちが隣でよかったよな、って」
「だよねー窓から出入りできるもん。
そうだ!あとでこれからのこと考えようよ。
私、私の部屋に裕也の部屋の窓から行くから」
「は!?だめだ」
「え~?なんでぇ」
「お前は女だろ」
「でも今は男だもん」
「うっ・・・ぅ~・・・」
「じゃ、私行くからねっ」
裕也は最後まで唸っていたけれど、私は行くもん!
それに・・・
一回こういうこと、やってみたかったしっ
「ただいま~・・・」
男の子っぽく、男の子っぽく・・・
「アラ、お帰り裕也、珍しいわね、アンタがただいまを言うなんて」
「へ?・・・は?」
あっ・・・危なかった!!
今のは危なかったよお!!
心臓に悪い・・・早く裕也に会おう
トテトテトテトテ・・・
―――ガチャ
「おっ、来たか」
「ゆっ、裕也!!」
「ばっ・・・」
「むぐぅっ」
私が私に口おさえられてる!!
なんかヤダ・・・
ドキドキしないよお・・・
裕也なら・・・
いや、裕也だけど
ドキドキ・・・するのに。
裕也の家・・・裕也の家・・・
顔が真っ赤になるのが、自分でも分かった。
「それにしても」
「ひゃっ!?」
「・・・何素っ頓狂な声出してんだよ、光」
「び・・・びっくりしただけだもん!
で・・・それにしても、何?」
「ああ、俺達のうちが隣でよかったよな、って」
「だよねー窓から出入りできるもん。
そうだ!あとでこれからのこと考えようよ。
私、私の部屋に裕也の部屋の窓から行くから」
「は!?だめだ」
「え~?なんでぇ」
「お前は女だろ」
「でも今は男だもん」
「うっ・・・ぅ~・・・」
「じゃ、私行くからねっ」
裕也は最後まで唸っていたけれど、私は行くもん!
それに・・・
一回こういうこと、やってみたかったしっ
「ただいま~・・・」
男の子っぽく、男の子っぽく・・・
「アラ、お帰り裕也、珍しいわね、アンタがただいまを言うなんて」
「へ?・・・は?」
あっ・・・危なかった!!
今のは危なかったよお!!
心臓に悪い・・・早く裕也に会おう
トテトテトテトテ・・・
―――ガチャ
「おっ、来たか」
「ゆっ、裕也!!」
「ばっ・・・」
「むぐぅっ」
私が私に口おさえられてる!!
なんかヤダ・・・
ドキドキしないよお・・・
裕也なら・・・
いや、裕也だけど
ドキドキ・・・するのに。