プラスのちマイナスのちプラス(仮)



「奏くんが鈴木さんを好きって知ってて友達なんて」

「純粋な奏くんは引っ掛けやすいのかしら?」

「キープしてるのが見え見えよね」

「ちょっと美人だからって調子に乗って」

「あんたなんか奏くんと釣り合わないのよ」

「図書館で勉強なんかしちゃって」

「仲良しアピールもいいとこよね」

「本当目障り」

「たまたま好きになってもらったくらいで」

「別にあんたじゃなくたって良かったんじゃない?」

「嫌われる前に離れたら?」

「そのうち奏くんだって飽きるわよ」

「愛想ないもの、鈴木さん」

「美人だって、可愛いげがなきゃ」



「とにかく、奏くんに近付かないで」



言いたいことを言ったら気が済んだらしく3人は帰っていく。



言い返してやりたいと心が言うけど
経験上、我慢するべきだと頭が言う。




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