気まぐれ探偵はお嫌いですか?
「私は、幸田 愛理と申します。旦那様の使用人で私は、料理師の皆様のお手伝いでお皿を一緒に洗っていました。」


「僕は、さっきも自己紹介したからわかるだろ?俺は医者と言う事で一応VIPエリアのカードキーを渡されたが、その時は体調の悪くなった、患者を看病していた。」


「俺達も自己紹介したからわかると思いますが2人ともこの時は、広間で飲み物を配っていました。」


「最後に私は『夢宮 彰』と言います。私は旦那様の執事ですが、旦那様が1人になりたいと仰られていたので、私は広間でケーキの無くなったお皿を片付けていました。」


「皆さんの話だと、誰もVIPエリアに近づいてない事になりますね?」


凱がそう言うと彰さん達は頷いた。


だがまだアリバイが本当かは、わからない。


「皆さんは、ここに待機していて下さい。」


浅丘警部は、そう言うと警察の人達を連れ部屋から出て行った。
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