強くて弱い女
孤独、それはただ一人
起きたのは朝の8時半だった。
寝すぎたせいか、頭がガンガンする。
今何時・・・・?
携帯を開くと着信とメールの量が半端なかった。
「やべ。和希とかからだ・・・・。」
着信46件、メール50件。
一応心配してくれてんだ。
でも、もう魔竜紀の倉庫には行かない。
きっと今、誠の隣にはあの美人な美琴さんがいる。
そう思った途端、また胸が痛みだした。