強くて弱い女
孤独、それはただ一人



起きたのは朝の8時半だった。





寝すぎたせいか、頭がガンガンする。





今何時・・・・?





携帯を開くと着信とメールの量が半端なかった。





「やべ。和希とかからだ・・・・。」





着信46件、メール50件。





一応心配してくれてんだ。





でも、もう魔竜紀の倉庫には行かない。





きっと今、誠の隣にはあの美人な美琴さんがいる。





そう思った途端、また胸が痛みだした。



< 108 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop