強くて弱い女
それから数日で動く凶器、すなわち私が復活したという噂が瞬く間に県内に広まった。
しかも、復活したのが魔竜紀だということになっていた。
「どんまい・・・愛華ちゃん。」
「ありえない!なんで私が復活したことになってんだよ!平和なmy lifeが!華の女子高生comebackー!!」
「ぷっ!」
「くっ!何笑ってやがんだよ!馬鹿塩崎!」
塩崎は少しの間声を殺しながら笑ってこう言った。
「もういいじゃん。復活しちゃえば?お前なら魔龍紀の幹部でいいぜ?」