強くて弱い女
「愛華、まさかあんた私たちが避けるとでも思ったわけ?!」
「・・・うん。ごめん。」
「そんなことしないよぅ。」
「そうだよ!私たち愛華の事大好きなのに何でそんなことしなくちゃいけないの!」
「ごめーん!!」
やっぱり中学生時代の私の周りの雰囲気は独特なものだったんだ。
私は諦めていたから友達が出来なかっただけで一度も向き合ってなんかないじゃないか。
自分を棚に上げてるだけで本当に悪いのは私だ。
向き合わないと。
クラスの人と過去の自分に。
ずっと隠しきれるわけがないんだ。
自分に負けるな私!