強くて弱い女



「実は・・・・・俺・・・。」





そう言って1人の男が立ち上がった。





「池田に一度助けられてるんだ。」





・・・・私が助けた?





「私も。」





「実は俺も。」





「私もだよ。愛華。」





そう言って4番目に立ったのは美優だった。





「私ね?その日寝れなくてコンビニに1人で行ったの。そしたら金髪の人に止められちゃって連れて行かれそうになっちゃって困ってた。周りの人はそんなの気にせずに行っちゃうしどうしようって混乱してた時だった。愛華が「女を何だと思ってんだこのカス共!」ってその人を倒してくれたの!」





美優は私の顔を見てそう言った。



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