強くて弱い女
魔竜紀、それは仲間
ここは魔竜紀の溜まり場。
私が「動く凶器」だと判明してから約1カ月がたった。
クラスの皆は私を避ける事はなかった。
美優達のおかげで。
「なーな、愛華。」
「何?」
「飴ちゃん持ってない?」
そう言うのは愁。
相変わらず飴が大好物だ。
「あるよ。はい、リンゴ味。」
「やったー!!おおきにー、愛華!」
子供みたいで可愛い。