【完】優しい彼の温もりに包まれて
「ハハッ。多分、もうそれはないと思うよ」


久しぶりに見た丈瑠君の笑顔


やっぱりまだ瑠夏のこと想ってたんだね


瑠夏?もう大丈夫だよ…


思いっきり甘えて良いからね?


丈瑠君は走って瑠夏のところへ向かっていた


瑠夏と丈瑠君なら大丈夫


そう信じてる…


丈瑠君が見えなくなるまで見送った


あたしはすぐに圭輔に電話をした


~♪~♪~♪~


「もしもし」


圭輔はすぐに出てくれた


「ちゃんと丈瑠君に瑠夏のこと話したよ…」


「そうか。やっぱり本当はお互いに必要としてるんだよな」


「瑠夏を支えられるのは丈瑠君しか居ない」


「だよな…でも、瑠夏ちゃんが弱っていく姿、俺でも見てられなかった」


圭輔も心配してたしね


「あの2人なら大丈夫だよ。きっと…」


「そうだよな。とりあえずお疲れ様。」


あたしは圭輔との電話を切り家路についた
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