【完】優しい彼の温もりに包まれて
「自分を責めないでね?あたしは丈瑠が居れば充分だから…」


…やっぱり瑠夏は優しい


辛かったはずなのに俺を許してくれるなんて…


「丈瑠?好き…だよ?」


「分かってる。俺も好き」


俺は瑠夏に軽くキスをした


「やっぱり、恥ずかしいね…」


恥ずかしながらもフフッと笑う姿が可愛らしい


----トントン


「瑠夏ちゃん、入るわよ?」


母さんが食事を持って入って来た


「お姉ちゃん、大丈夫?」


「沙穂ちゃん、ごめんね」


瑠夏は沙穂の頭を撫でる


沙穂も心配してんだな


「ご飯食べれる?」


「今、食べたくないです」


「ゆっくりで良いから食べなさい。私、外に居るからなんかあったら呼びなさいね」


母さんは沙穂を連れずに出て行った
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