【完】優しい彼の温もりに包まれて
「母さんが迎えに来るまでお利口にな」


「うん!!」


瑠夏に会えて嬉しかったんだろうな


沙穂を保育園に預け圭輔のところへ戻る


「丈瑠君、おはよう。瑠夏は?」


そういえば、知らないんだったな


「あれから倒れてまた入院してるよ」


「えっ?大丈夫なの?」


「今は落ち着いてるみたいだけど…捺稀に会いたいって言ってたから行ってやって。」


「うん。分かった」


3人で学校に行き普通に授業を受けた


今日はバイト休みだし助かった


「捺稀、行くぞ」


とりあえず捺稀を迎えに行ったのは良いものの…


「ちょっと待って」


何かを整理していた


「何やってんの?」


「瑠夏の荷物の整理。先生から頼まれて…」


多川も忙しいみたいだしな
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