【完】優しい彼の温もりに包まれて
「ありがとー!!何か果物食べたいと思ってたしこの雑誌読みたかったの」


「瑠夏の部屋にこの雑誌があったから愛読してるのかなって思って…」


良く見てるんだな


しかも今、人気があるファッション誌


「良かった。これで暇潰しになる」


喜んでる姿を見ると俺まで嬉しい


「瑠夏はやっぱり笑ってないとね」


瑠夏の笑顔を見て呟く捺稀


「2人とも仲直り出来たみたいで良かった。今度別れたら許さないから。」


俺の顔を見ながら言う捺稀は説得力がある


「分かってる。もう離さない」


「なんか直接言われると恥ずかしいな」


顔を赤くした瑠夏が可愛くて仕方ない


「瑠夏が赤くなってるなんて珍しい。だけど、可愛いよ」


捺稀もなんだか嬉しそう
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