【完】優しい彼の温もりに包まれて
「大丈夫。俺、別にキツいなんて思ってないし。でも、早く退院して家でゆっくりしような」


「うん!!」


瑠夏は返事をするとゆっくり食べ始めた


「ごちそうさま」


「今日は全部食べたな」


「今日は食べれた」


「だいぶ回復してきてるみたいで良かった」


俺は瑠夏の食器を片付ける


「片付けてくれてありがと」


「どういたしまして」


瑠夏の頭を撫でながら返事をする


「体調は大丈夫か?」


「うん。今は大丈夫」


「そっか…今までごめんな」


「だから、自分を責めないでってば!!丈瑠は悪くないよ…?」


こんな時でも笑顔で接してくれる瑠夏


「俺、気付いてやれなかった」


「丈瑠なら分かってくれるって信じてたから」


「こんな俺で良いのか?」


俺だって不安になるんだ
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