【完】優しい彼の温もりに包まれて
「うん。分かった。じゃあ、寝るね?丈瑠もゆっくり休んでよね?」


自分のことより人のことを心配する瑠夏


まぁ、そんなとこも好きになったんだけど…


「あぁ、おやすみ」


「手、握ってて良い?そしたら眠れるような気がする」


俺が小さく頷くとニコッと微笑み眠っていた


俺は瑠夏の寝顔を見ながら頭を撫でる


「可愛いヤツ」


そんなことを言いながらやはり笑みが零れる


携帯で時間を調べてみる


……11時か。


俺も寝なきゃだな


…新着メール・1件


修司さんからメールが入っていた


何だろう?と思いメールをチェックする


バイトの件に関するメールだった


俺はそのメールをすぐに返信し瑠夏の寝顔を見ながら眠りについた
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