【完】優しい彼の温もりに包まれて
「彼女ってお前が溺愛してた子?」


……溺愛って。


でも、俺だけに見せる姿が可愛いんだよな


「あっ、はい。寄り戻しました」


「そっか。良かったな」


「その彼女、倒れたんですよ。だから付き添ってるんです」


「親は居ないのか…?」


「母親と仲悪くて…母親に会うと取り乱すので俺が傍に…その娘、このコンビニにも来たことありますよ」


途中で意識失ったけど…


「あっ、あの倒れた子?確かに可愛かったな」


「はい、今日はその娘に会って欲しいんです」


「分かった。じゃあ、行くか」


修司さんは立ち上がり準備を始めた


修司さんと2人で瑠夏が居る病院へ向かう


「瑠夏、ただいま」


「お帰りなさい。お疲れ様」


俺に気付いた瑠夏は小走りで近寄り笑顔で抱き着いて来た
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