【完】優しい彼の温もりに包まれて
「彼女さんってどんな物がお好きですか?」


瑠夏の好きなモノ…?


持ち物とか部屋には可愛い物が多かったかもな…


「可愛い物ですかね?」


店員は俺を何処かに案内する


「それなら、こちらはどうでしょう?」


見せてくれたのはハートとリボンが付いたネックレス


「こちらは今、人気の商品なのですぐに在庫が無くなるんですよ~。」


なんか瑠夏っぽいかも…


「じゃあ、これにします」


「かしこまりました。ありがとうございます」


店員は笑顔で受け答えをしてくれた


この笑顔、瑠夏と似てるな


「圭輔、決まったか?」


「うーん…なかなか決まらないんだよね。迷ってる」


「捺稀はこれっぽいかもよ」


俺は捺稀に似合いそうなものを指差してみる
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