【完】優しい彼の温もりに包まれて
「恥ずかしいから見ないで…」


なんて言いながら俺に抱き着いてきた瑠夏


“見ないで…”って言われても可愛すぎるから見ちゃうんですけど?


「このフロアの中に従姉妹が働いてる美容室があるの。そこでして貰ったんだ」


捺稀も瑠夏の変わりように満足しているようだ


「ってことで2人で行動したら?後で、瑠夏ん家に遊びに行くから」


「うん!!分かった」


「じゃあ…丈瑠、後でな」


それだけ告げると圭輔達は何処かに行ってしまった


「瑠夏…これからどうする?」


「買い物はしたし、とりあえず家に帰りたい。捺稀達も来るし準備しなきゃ」


なんか元気ないな…


とりあえず、瑠夏の手を引きある場所へと連れて来た


連れて来た場所はさっきのアクセサリーショップ


対応してくれた店員さんが俺の存在に気付きニコッと笑ってお辞儀をした


俺もお辞儀を仕返す
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