一匹狼くん


晴くんもきっと
そう思うと思うから


「…わかった。」

これでいいんだよね?














「じゃあ、また」
「うん、ばいばい」

晴くんと別れて少し歩く

「…愛実」
壁にもたれてしゃがんでる雷斗



「どしたの」
「晴と話してんの見えたから」

ってあたしの髪触った


「疑ってる?」

「そうじゃねーけど…
やっぱ、ムカつく」


結構嫉妬深いんだなあ…なんて

「なに笑ってんの」
って怒る雷斗

「秘密ッ」


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