一匹狼くん



「そんなことしないし!!」
雷斗はそんなんじゃない


イライラして部屋に閉じこもった

そんで物を投げつけたり暴れた



「愛実、荒れすぎ」
「うっさい、うざい」

入ってきた楊を睨む

「んな怖い顔すんなって、な?」

って頭撫でられた
いつまでもガキ扱い



「まあ、母さんも
心配して言ってんだから…」

うぜ…


「んなことわかってるんだよっ
お前と話してたらいらつく!!
でてけ!!!」


楊は普通に出てった

八つ当たり。


雷斗を悪く言われて
親の気持ち受け止められない自分、
こんなことで暴れる自分が嫌で





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