新撰組と現代女剣士
雪「沖田さんは私が女たから少し油断していただろ?だから、それに漬け込んで速さで勝負が決まったんだ」

沖「すごいですね♪又試合して下さい♪」

近「立ち話も何だ、部屋に戻ろう」
――――――――――――――
土「…………お前何でそんなに強い?一応女子だろ?」



…………一応って何なんだ…………



こいつの言葉には、何時もとこか余計な棘がある…………


まぁ、これがこいつの性格なのだろう……


イヤな性格だが…………



雪「……そりゃ、剣道・空手・合気道・柔術と色々武術をたしなんでいるからな」


又々三人目を見開いている…
もうその変顔は飽きた


土「…………」

近「…すっすごいな」
沖「すごいですねっ!!」



雪「そうですか…」


沖「どうしたんですか?反応薄いですね?」


雪「……話し色々と脱線してないか?」


沖「……話し?」


雪「……いや、だから私女中として此処で働いて住まわせてくれるって話しですよ」



沖「……あっ!忘れてた」


やっぱり……



近「そう言えば、私も忘れてたなぁ」

近藤さんまで……



土「…………いや、お前は女中として働かすのは勿体無い」



雪「……は?」


何言ってんだこいつは?



近「…………確かになぁ」


土「近藤さん雪を隊士にしないか?」


雪「はぁ?」

近「そうだな今の壬生浪士組には必要な戦力だ」


土「決まりだ」
雪「おい待て!」


土「何だ?」


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