新撰組と現代女剣士




雪は迷惑そうに土方を見てため息を着く。




雪「……これはタオルと言う。未来の手拭いだ」




土「布が厚い……感触も大分違うな」




土方は雪からタオルを受け取ると感慨深そうな顔をして感想を述べる




雪「ああ。未来では手拭いを使う習慣は無くなった、剣道の面を被る時は使うがな」




土「………そうか」




雪「次は飴だ、説明面倒だから食え」




土「変な色をしているぞ……腐ってないか?」




土方は雪に渡された飴を眉間に皺を寄せて見定める




雪「馬鹿か。それはブドウ味だ、紫色なのは普通だ。それに飴は少し放って置いただけで腐る物じゃない」




土「……本当だろうな?」




雪「本当だっつの。四の五の言わず食え、根性なしが」







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