新撰組と現代女剣士
雪「ああ。世界の情報を素早く簡単に得る事が出来る、時刻も直ぐに分かる。」
土「……それは便利そうだな」
土方は顎に手を当てて考えるように見る
雪「言って置くが、この時代ではカメラ機能と時刻確認しか使えないぞ。通信が無い時代だからな」
土「やはりそうか……」
雪「使おうとしていたのか?残念だったな、土方野郎」
雪の携帯はこの時期に来てから一行に充電が少なくならない
時刻は進んでいるのに充電は減らない。それは便利だが雪は不思議に思っていた……
雪はそれを疑問に感じ暫く考え、黙り込んでいた。
土「どうした?急に静かになったな…………雪?」
土方が雪の目の前で手を振ると雪は我に返り、返事をした
雪「いや…少し考え事をな。たいした事ではない、話しを進める………これは本だ」