新撰組と現代女剣士




雪「……話し方を変えろと言われてもな。どういう風にか分からん」




沖「その男っぽい話し方を止めればいいんですよ!もっと可愛らしく、女の子っぽく!」



雪「可愛らしくも女の子っぽくもなくてすいませんね?元からなんだよ!根本的に、この話し方が根付いてるんだ!」




沖「自分で努力して下さい。それが出来ないなら、語尾に“ワン!沖田様!私は沖田様の忠実な僮ワン!”を付けて下さい♪」




何度も言うが、沖田はSである

人がどん底に落とされるのを笑って高みの見物をするようなドSなのである。




雪「語尾にそんなん一々付けれるか!しかも長い!全て話す度に長文になるだろうが」



沖「じゃ、女の子っぽい話し方でいいですね?」



雪「……はい」



こうして、やっとこさ二人は屯所を出て甘味屋へ向かった………




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