新撰組と現代女剣士
沖「別に私と雪が手を繋ごうと、何しようと土方さんには関係無い事ですよねぇ~」
土「んだと、ごらぁ」
二人の間には、火花が飛ぶ錯覚が起きるぐらい嫌悪な空気が漂っている
だが、雪にそんな事はお構い無し。
そんな空気に関わらず、乱暴に言い捨てる。
雪「ちっ……っせぇな。土方は突っかかって来んな、余計面倒くさい。総司はいい加減にして下さい、そろそろ“お仕置き”の期限も切らして下さい。」
土「…………ちっ……」
沖「もう少し遊びたいです!」
雪「お前は餓鬼ですか。もう、終いですよ」
雪は呆れながら、駄々をこねる沖田に言い聞かす
沖「う゛~。…………仕方ないですね、じゃ最後の一つです!後一つ言う事聞いて貰います」
雪「……はぁ、はいはい分かりました。これで最後ですよ、どうぞ」
雪はため息をしながら了解する
沖田は雪の言葉を聞くと嬉しそうに黒笑いをして“本当はもっとお仕置きしたかったのですが……”と呟いた
雪は疲れて油断していたのか、沖田の黒笑いには気づかなかった……