新撰組と現代女剣士




(ちっ……生きてたか)


又もや心の中で酷い言葉を呟く雪



雪「おーい。起ーきろー」



今度は土方を譲って声を掛けた


だが、反応は無い



雪「……いい加減起きろ。そのまま永眠したいのか?永眠させてやろうか?殺って欲しいのか?そうなのか。じゃあ、そうしよう」



雪は勝手に自問自答を呟くと、刀の塚に手を掛けた


表情は苛つきを大いに醸し出していた




沖「待って下さい。個人的には殺って貰って構わないですが、寧ろ殺って欲しいですが、まだ仕事が山盛りです。それを押し付けられるのは山南さんか私ですよ?断固拒否します!」



雪「…………」



いきなり部屋に入ってきて雪を止めた沖田


止めた理由を聞き、呆れた様に沖田を見る雪。



その目は、死んだ魚の様な目だったとか。




< 180 / 308 >

この作品をシェア

pagetop