新撰組と現代女剣士
(ちっ……生きてたか)
又もや心の中で酷い言葉を呟く雪
雪「おーい。起ーきろー」
今度は土方を譲って声を掛けた
だが、反応は無い
雪「……いい加減起きろ。そのまま永眠したいのか?永眠させてやろうか?殺って欲しいのか?そうなのか。じゃあ、そうしよう」
雪は勝手に自問自答を呟くと、刀の塚に手を掛けた
表情は苛つきを大いに醸し出していた
沖「待って下さい。個人的には殺って貰って構わないですが、寧ろ殺って欲しいですが、まだ仕事が山盛りです。それを押し付けられるのは山南さんか私ですよ?断固拒否します!」
雪「…………」
いきなり部屋に入ってきて雪を止めた沖田
止めた理由を聞き、呆れた様に沖田を見る雪。
その目は、死んだ魚の様な目だったとか。