新撰組と現代女剣士




土「……ん゛ん……」


すると漸く土方が唸り声を上げ、起きる気配を見せた



沖「……(お、“顔面男性器”が効いたか?)」



沖田は最早、この状況を楽しんでいた


土方は唸ったが、まだ起きない。

そんな土方に青筋を浮かべて再び雪は土方に怒鳴った



雪「……いい加減にしっ……ぬわっ!」



土「……ん゛……」



沖「!!!」




今、何が起こったか説明しよう。

雪は土方に揺さりながら怒鳴った

そしたら土方はあろうことか、雪の腕を引っ張り抱き締めたのだ

雪は土方の枕元に居たため、土方より雪は上の位置に居る。

それ故、土方が抱き締めると丁度、雪の胸に土方の顔が来るのだ



沖田はそれを、口を開け、目を見開き、唖然と見ている




雪「……に………っ……」



土「…ん゛…ん………ん?」



土方は今漸く気付いた様だが、もう遅い




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