新撰組と現代女剣士
雪「ふっ…じゃあ、私を普通の女と思わない事だな。…………私は普通であってはいけないのだから…………」
一瞬雪の顔は寂しげに見えたが
最後の言葉は小さくて土方にはうっすらしか聞こえなかった
土「おい、最後何て言った?」
雪「何も言ってないぞ、空耳か何かだろ。それか老化が進んで耳が可笑しくなったんじゃないか?土方じじい?」
土「…てめえっ 言わせておけばぁぁぁ好き勝手言いやがってぇぇ!」
雪「言わせて置くのが悪い」
沖「そーですよ!」
雪「うむ」
土「糞餓鬼ぃぃ!
………………………………って何で総司が居るんだゴラァァァァ!」
いきなり沖田が土方の斜め後ろから にゅっ っと現れた
雪は土方の後ろから沖田が見えて居たみたいで驚いていない
雪「何だ土方気づいてなかったのか?それに反応が遅い。敵だったら斬られてたぞ」
土「雪ぃぃい!総司に気づいてたなら言えぇぇ!」
雪「土方にわざわざ言う必要ないだろ。それと何回も言ってるか怒鳴るな、世界が錆びる」
沖「そ~ですよ」