新撰組と現代女剣士




お梅「何言うとんの、雪はんは……。(無自覚なんやな。まぁ、どっちかと言うたら格好良ろしい方やけど)」


雪「事実を言ったまでです。では、私はそろそろ失礼しますね、芹沢局長が待ちくたびれてしまうので」


雪は少し名残惜しそうに言った


お梅「そうやなぁ。もうちぃと雪はんと話してたかったんやけど、しゃぁないな。今日はホンにありがとうな。……又、来てもよろしよすか?」


お梅も名残惜しいそうに言うと、雪はそれに笑顔で返した


雪「勿論です。又、来て下さいね、お梅さん。では、又」


お梅「ふふっ。又なぁ」


雪とお梅は手を振り合うと、それぞれ別れた
雪は八木低の方へ。お梅は芹沢の部屋へ。




雪は考え事をするようにフラフラと自室へ戻って行った




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