新撰組と現代女剣士




暫く歩いて部屋に着くと、何時もどうり挨拶もなしに無言で襖を開ける

と言うか、雪が襖を開ける前に声をかけた事なんて一度もナイのだ。


雪が部屋に入ると未だに机に向かい、仕事をしている土方がいた



土「あ゛?……戻って来たのか」



雪「見りゃ分かんだろ。何だ、お前は盲目か?それとも馬鹿なのか?」



土「お前は何時も余計な言葉が多いんだよ。で?最近出番の無い山崎をからかいに行って、出番をやったのか?」


土方は雪が部屋を出る時の事を言っているようだ


だが、お梅の事で頭がいっぱいだった雪は完全に忘れていた


山崎の事何て欠片も気にしていなかった。


ドンとマインド山崎。何時かは出番は来るさ山崎。



雪「……忘れてた」


土「お前何しに行ってたの?」



雪「……」




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