新撰組と現代女剣士
沖「ハゲじゃありません。禿げてなんかいませんっ」
沖田は一行に動こうとはしない
雪「はぁ……。意地でもテコでも其処を動かなけりゃいいよ、永遠にな」
雪はそう言うと立ち上がり場所を移動する
因みに今まで、雪は自室の前の縁側に腰掛けていた
雪「………」
沖「………」
雪は右へ歩く、沖田も右へ歩く。
雪は引き返して左へ歩く、沖田も引き返して左へ歩く………
雪「いや、何でだよ。其処を動かないんじゃなかったのか?あ゛?」
雪はさっきまで居た場所を指さす
沖「“此処を動かない”とも言いましたが、“邪魔をする”とも言いました。」
雪「うわ、何だこいつ。もの凄く苛つく」
雪は心底嫌そうな顔をし、沖田から離れる様に体を大袈裟に仰け反らす