新撰組と現代女剣士
雪は挨拶をして静かに部屋を出た
雪「(良かった、上手く行ったか)」
雪は考えが成功して安堵していた
軽い足取りで自室へ向かう
これで一先ず問題が解決したと喜んで……
安心していた、油断していた………そうでなくとも
雪は考えもしなかった
更なる大問題が間近に迫っていることなど……
それが雪の運命を危険に晒し、極限の命の削り合いになることも
土方達に混乱を招くことも……
別れの危機が迫って来ていることも
全てを狂わすことも………
命がけの孤高の戦いは開戦を迎える………
そして……
雪の前に立ちはだかり
全ての問題の要因となる
あの影は今……動き出す。
―――フユザクラユキ、TIME END
影は薄く微笑みながらそう呟やいた