新撰組と現代女剣士
土「やるかぁぁぁぁぁぁぁぁああ!」
土方はこの時思った。
今までで、こんな大音量で怒鳴ったことがあっただろうか
そして、どしてこんなにもひねくれた部下を持ってしまったのだろうか
…………と。
沖「で、話しを戻しますけど……。雪はどうします?」
土「…………あぁ、うん。もういいや」
沖田の酷いマイペースに土方は疲れ果てたのか投げやりに話しを進める事にした
土「……総司、お前いきなり消えたって言ったよな?」
沖「ええ、私の目の前で確かに」
土方は少し考える仕草を見せるとポツリと呟いた
土「………元の時代に帰った……のか」
その呟やきは長い沈黙を作った
沖「………元の時代に……」
沖田も薄々そういう考えがあったようで、驚いてはいなかったが表情には寂しさが出ていた