新撰組と現代女剣士
神「だがな、何らかの支障が出る可能性があるんじゃ。
それは記憶喪失じゃったり失明じゃったり何が起こるか分からん、神でもじゃ。
意思が弱かったり、無かったなら問題はない。
だが、意思が強過ぎると何とかそこに魂が居座ろうと時空間中に支障をみたす恐れがある。
お主は前の世界では、何がおうたか知らんが執着の意思が無かった
故に些細な空間の弾みで簡単に時空移動をしてしもうた。
そんなお主が、今は自分で強い意思を持っておる、一つの場所に居たいと言う意思をな。
それは悪い事ではない、故にそこでお主の人生を歩ませてやろうとそのまま何も手を加えなかった。
お主が歴史を狂わすまでは……な。
儂は、お主一人増えた所で問題はないと思ってしもうた。
……だがそれは、間違った選択じゃった
歴史は狂い、崩れてしもうた
これは大きな罪じゃ。
見逃す事は出来ん、冬桜雪……償いはお主の飛ばされてからの記憶と狂った歴史じゃ。」