新撰組と現代女剣士
雪「……なん、だと?」
雪の声は自然と震える
神「なっ なんじゃと!?どういう事じゃ時神!!」
死神も知らなかった様で驚いた様に声を荒げる
時「煩ぇよ、死神。いいから黙って聞いてろ」
時神は面倒臭そうに死神をあしらうと、殺気を込めて睨んでくる雪に向き合った
雪は今にも噛みつきそうなオーラを醸し出している
時「まぁ、そんなに殺気立つなって。今から説明してやるからよ。
俺此処へ来た理由は、他でもない。
その事に関してお前に相談があるんだ」
時神は意味深な笑みを浮かべた
時「単刀直入に言うと、お前と過ごした新選組とお前が学校で習った新選組は別人って事だ」
雪は眉間に皺を寄せる
時「んー。詳しく言うとだな、お前と過ごした新選組の奴等は歴史に背いたんだ。
奴等は歴史通りに動かなかった、芹沢鴨を殺さなかった。」