新撰組と現代女剣士
何もすることがなかった故、取り合えずそこら辺をフラフラと歩いてみることにした
よいしょと呟き、立ち上がって歩き出す
――ガシッ
すると、ふいに何者かに腕を掴まれた
?「待って下さい、貴方奇妙な格好をしてますね……長州の者ですか?」
雪「違います、だから手を離せ」
?「本当ですか~?変な着物着てるし怪しいですね~」
雪「本当です、て言うか答えても疑うなら聞かないで下さい。無駄な手間だ」
今日は運がない。
一日に二回も絡まれるとは…………
でも、この人どこかで見た事ある気がする…………うーん。
…………誰だ?
?「……ぶっ!!!あはははははは!!面白い子だね!」
…………あっ 思い出した
この人沖田総司に似ているんだ…………
教科書の写真とそっくりだ…………
少々美化されているが、
本人だったりして……
雪「あの、…もしかしたらですが、沖田総司…さんですか?」
沖「……何で知ってるんですか~?
やっぱり怪しいですね~?」
……本当に沖田総司なんだ……
てか、感心してる場合じゃなかった
名前知ってる何て怪しい100%…
ちっ
要らんとこは言うもんじゃないな。 墓穴掘った
これは…、怪しまれる=殺される
……、まぁいいか
どうせココじゃ生きてけないし
?「とりあえず着いて来て貰えますか?」
雪「…分かりました」