destiny -運命の恋ー
私はおかしくなったのか
突然涙が出てきた
ポタッ
地面に垂れ、乾いたコンクリートに水玉模様をつけるわたしの涙をみた昴
「え・・・・?どうした・・?」
心配してくれた
「もうわかんないよ・・・。なんで?どうして・・・?」
「えっと・・・。お前に嘘ついたのは、先輩にお前とられたくなかったから。」
「うん・・・・。」
疑問が1つ解け、私の頭は少し楽になった
「あと、友香と別れたのも当然お前が好きだから。」
「・・・うん。」
「今日ここに呼び出したのは、お前と仲直りしたくて・・・、お前に気持ち伝えるため。」
「うん・・・。」
聞きたい事が聞けて頭がスッキリしたのか、涙が気づいたらとまっていた
「あと、聞きたいことは?」
「もうわかんない・・・。」
「そっか、でも返事は欲しいよ?」
「うん・・。時間が欲しいな・・。」
「わかった。じゃあ、決まったらよろしく。」
「・・・うん。ありがとう、いろいろごめんね。」
「ごめんねとか言うなよ。振られた気分じゃん(笑」
そういう昴は無理に笑顔作ってる気がして
すこし胸が痛んだ