destiny -運命の恋ー




 昴が岬ちゃんと話すために朝早く学校に来たから

 私は当然やることなし。



 俺だけでいいから優希菜はゆっくりいきな?

 って言ってくれたけど


 そんなわけにはいかなくて




 クラスの中で二人ぽっちの私


 一人はクラス委員の田沢君


 
 ヒマだし・・・。


 ふとそんな理由で田沢君に話しかけてみた



 

 でも意外と話が弾むから


 ずいぶん楽しく話しちゃって



 

 話題がMAXに達したとき


 昴が帰ってきた



 「おかえりっ!!!」


 忠犬ハチ公のように昴を迎える



 「ん・・。」




 どこかそっけない彼がいて




 すごく不安な気持ちに駆られる


 「どうしたの・・・?」

 不安な気持ちいっぱいで話しかけた

 その声はすこし震えていて




 「・・・・。」






 なんかあったのかな・・・


 とっても怖くて


 恐れていたことがおきそうで






 「ちょっときて・・。」





 そう言われて腕をつかまれた






 



 
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